ERWEKA / エルヴェカ社(ドイツ)
溶出試験器DRT
(チューイングガムテスター)
チューインガムやその他の剤形で咀嚼する必要がある物質の、
in vitro放出試験に
特長
- ERWEKA独自のシステム
- 柔軟性の高い機構
概略仕様
ガムを咀嚼し、様々な物質がガムから溶出(放出)される速度を分析するために使用される装置です。
DRTはモジュラー設計を提供しているため、任意の数のチューインガムを同時にテストできます。一般的なのはテストステーションが6つのモデルです。テストステーションは1つから最大6つまでお選びいただけます。
オプションでチューインガムの圧力、剪断力でのトルク(ねじれ運動)、pH値および温度などの変数を測定することも可能です。
すべての測定値はデータとして記録され、試験後に印刷することができます。
試験の流れ
試験(咀嚼): | チューインガムを下顎のボウルの2つのネットの間に置き、ガラス容器に液体を満たします。その後、チューインガムを約30分間処理(咀嚼)します。 |
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サンプリング: | テストセルのある下顎をリフトを使って下げます。下降位置では、ユニットは上顎から解放されているため、分析後の手動サンプリング、排出、および清掃が容易になります。 |
清掃: | テストセルと下顎および上顎は、簡単に取り外して清掃することができます。また、きれいな部品で交換することもでき、毎日多数のテストを実行することができます。 |
用途・事例
チューインガムの開発の他、スナッフバッグのテストなどの珍しい目的にも使用可能