BioavailabilityDesign /
バイオアベイラビリティデザイン社(日本)
経口吸収性予測ソフトウエア
BioavailabilityDesign Expert
溶出率や経口吸収率の経時変化を計算
計算式がオープンになっており理論的
特長
- 溶出率や経口吸収率の継時変化を計算
- 体内動態のデータ(CL,Vd)を入れることで、経口投与後の血中濃度推移を予測
- 消化管各部位の濃度推移や吸収率を予測
- コントロールドリリース製剤のシミュレーションが可能
- 溶出試験モジュールにより、溶出試験をシミュレート
概略仕様
薬物の経口吸収率をin vitroのデータから予測するソフトウェアです。
本ソフトウエアは、各種in vitro実験データや物性データを入力することにより、経口吸収率(Fa:fraction of a dose absorbed)を計算でき、また経時変化をグラフに表すことができます。 本分野の第一人者である菅野清彦博士(元ファイザー Associate research fellow、現立命館大学薬学部教授)が開発した経口吸収率予測に関する理論を、ソフトウェアとして提供する為に開発されました。
本ソフトウェアに用いられている理論式および生理学的データは、全て下記の書籍中に詳しく説明されております。
Kiyohiko Sugano
Biopharmaceutics Modeling and Simulations: Theory, Practice,
Methods, and Applications. 2012, Wiley.
シミュレーションできる内容
- Dissolution Test
- Dissolution test pH change
- pH solubility profile*
- In vitro membran*
- Dissolution permeation system*
- GISimulator*
レポート一例
- 溶解度(胆汁濃度やpH変動に伴う推移)
- 固体表面pH(同上)
- 固体表面溶解度(同上)
(消化管部位別経時推移)
- 吸収率
- 溶解濃度経時推移
- 飽和度経時推移(消化管部位別)
- 薬物粒子移動
- 顆粒移動
- 錠剤/カプセル移動
- 有効膜透過係数(Peff)
- 上皮細胞膜透過係数(Pep)
- 遊離型薬物分率(fu)
- 消化管上皮膜近傍濃度
(消化管部位別経時推移)
粒度分布計のデータをインポートすることができます。
【出力】
結果は、右クリックでクリップボードへExport可能
- Microsoft office Excel 2013以降のExcelに対応。
- ライセンス使用(1ライセンス/年)1ライセンスにつきPC3台まで使用可能。
- 使用にはドングルキーが必要であり、3台のPCで同時に使用することはできません。
用途・事例
製剤設計、経口吸収のシミュレート