KELK / ケルク社(カナダ)
フロントライト式幅計 / ACCUBAND C775FF
冷間圧延工程およびプロセスラインにおいて、鋼板幅を測定するために設計された非接触式のLEDフロントライト式幅計です
スキャナーは2組4台のCCDカメラと、上部からのLEDライトで構成されています。2組のCCDカメラが両端のエッジ位置を正確につきとめ、高精度の板幅とセンターライン偏差を測定します
特長
冷間圧延工程に特化し、バックライトを使用しないコンパクトな設計でお客様の設置要望にお応えします。
- 測定精度±0.4mm
- バックライトを一切使用せずにエッジ検出可能
- コンパクトな設計で狭いスペースにも設置可能
- 駆動部が無いのでメンテナンス性が良い
概略仕様
設置高さ | 1000mm – 1500mm |
測定鋼板幅 | 500mm – 3000mm |
測定鋼板温度 | 0℃ - 200℃ |
垂直ストリップ動作 | ±30mm |
水平ストリップ動作 | ±100mm |
精度 | ±0.4mm 2σ |
測定周期 | 1000回 / sec |
用途・事例
用途
冷間圧延やプロセスラインで製品生産する上で、生産効率の向上を図るために用いられます。
ACCUBAND板幅計C775FFはバックライトを使用しないため狭いラインにも設置でき、鋼板ストリップの幅・センターライン偏差を測定します。 また、KELKのACCUBAND板幅計C775FFはバックライト不使用のため、落下物によるバックライト光源不良を防ぎ安定した測定が可能になり、メンテナンス性も向上します。
正確で安定した測定結果の提供が“生産効率向上”を実現、メンテナンス性も向上することで“維持コストの低減“を提供いたします。
事例
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冷延工場 テンションレベラー、サイドトリマー入側/出側、タンデム出側等での板幅測定
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テンパーミル
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酸洗ライン出側での品質保証用板幅測定
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熱延コイラー入側でのコイル幅確認用の板幅測定
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プロセスライン(亜鉛メッキラインを含む)での板幅測定
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コンパクトな設計なので、他社からの置き換えや既設ラインへの増設が簡単
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LED光源でストリップ上部から鋼板を照らす構成になっているため、LEDが長寿命化
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カメラの移動と言った駆動部が無いため、メンテナンス性が向上
この製品に関する動画