Steelco / スティールコー社(イタリア)
ラボ向け小型全自動洗浄機LABシリーズ
研究室及び実験室用の全自動洗浄装置
特長
- チャンバーボリューム~171 ℓ
- バスケットボリューム151ℓ
- 洗浄システム2段の独立した洗浄ラック
- チャンバー内保温電気ヒーターエレメント
- 強力な洗浄ポンプ
- 3段階 水吸引システム
- 洗浄及び熱殺菌フェーズのために水温調節が可能(最高93℃)
- 温度チェックの為、2箇所にPT1000プローブを使用
- スチームコンデンサを使用
- 洗浄剤用の2つの自動ディスペンサー
- LCDコントロールパネル(45洗浄プログラム)
- 200V~400V 3相 50/60Hz 電力5.6kW
- RS232/USB ポート
概略仕様
これまで手洗いで洗浄してきた、研究室や実験室で使われるガラス器具等の洗浄を全自動で行う装置です。
手洗いでの洗浄は洗浄の強度や超音波洗浄の振動によっては破損、傷の増幅が懸念され、洗浄結果にもばらつきが出ますが
全自動洗浄は洗浄対象物に合わせたバスケット・ラックを選ぶことで安定・安全な洗浄を行うことができます。
<手洗いと全自動洗浄の比較>
洗浄方法 |
手洗い |
自動洗浄 |
メリット |
・洗浄する器具が少ない場合は早い |
・洗浄物の破損・スタッフの負傷リスクの軽減 ・スタッフのリソース節約 ・大量の洗浄物を迅速かつ経済的に洗浄 ・同量の洗浄物であれば水道の使用量を手洗いより少なく出来る |
デメリット |
・洗浄物の破損・スタッフの負傷リスクがある ・洗浄物が複雑な形状である場合に洗浄時間がかかる ・洗浄物が多いと時間も水道使用量も増える ・洗浄効果の検証がない ・結果の再現性がない |
・初期費用が掛かる |
<製品一覧>
洗浄対象物の大きさや一度に洗浄する器具の量に合わせて、豊富な製品ラインナップがございます。
ラボ機 | 中型機 | 大容量 | 自立型 | ||||||||
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型式 |
LAB 500 SC |
LAB 500 CL |
LAB 500 DRS |
LAB 600 |
LAB 610 |
LAB 610 SL |
LAB 640 SL |
LAB 900 |
LAB 1000 |
LAB 660 |
LAB 680 |
装置外観 | |||||||||||
本体寸法 | 600× 630× 850 |
600× 630× 850 |
900× 630× 850 |
650× 660× 1685 |
650× 687× 1840 |
685× 697× 1960 |
765× 800× 1975 |
1140× 915× 1900 |
1100× 960× 1940 |
1140× 930× 1975 |
1140× 930× 1975 |
チャンバー 内容積) |
~171L | ~171L | ~171L | ~200L | ~250L | ~250L | ~350L | ~500L | ~500L | ~600L | ~600L |
バスケットボリューム(実質容量) | ~151L | ~151L | ~151L | ~170L | ~220L | ~220L | ~280L | ~350L | ~350L | ~430L | ~430L |
棚位置の数 | 2 | 2 | 2 | 3 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 3 | 5 |
同時に設置できる棚数 | 2 | 2 | 2 | 2 | 3 | 3 | 3 | 3 | 3 | 3 | 4 |
乾燥方式 |
電気 加熱 |
強力 乾燥 |
強力 乾燥 |
強力 乾燥 |
強力 乾燥 |
強力 乾燥 |
強力 乾燥 |
強力 乾燥 |
強力 乾燥 |
強力 乾燥 |
強力 乾燥 |
導電率計 | 標準装備 |
<アクセサリー 一例>
洗浄対象物に合わせて豊富なアクセサリーを取り揃えております。対象物に合わせた内部ノズル・回転アームを使うことで洗浄効果が高まります。
ラックの選定につきましては弊社にご相談ください。
この製品に関する動画
用途・事例
- ガラス器具(メスフラスコ、ピペット、フラスコ等)の洗浄